高知市魚の棚協同組合理事長挨拶

(温故知新 次の時代へ)

私が生まれた昭和48年は高度成長期、今もっとも人口の多い団塊世代と言われる人たちが働き世代という時代でした。当然の事ながら、この魚の棚商店街も活気に溢れ、幼い頃は人をかき分けて家に帰る事も多かったと記憶しております。

 

魚の棚商店街は、江戸時代から高知市の台所として長く栄えてきたが、小規模事業者の集まりであるがゆえ、常に景気の波に晒されながら、後継者問題にも直面し、やむなく店を閉める店主が後を絶ちません。

とりわけ近年は、新型コロナ感染症の影響により、各店舗とも大きな打撃を受けることとなり、将来への不安は増すばかりであります。

そんな厳しい状況ではあるものの、歴史ある本商店街の持つ独特の雰囲気は他に代えがたいものであり、地元消費者の生活を支えるという役割だけでなく、高知が誇る貴重な文化財産として多くの観光客を惹きつける名所であるということも、揺るぎない事実です。

こうした街としての魅力を県内外に広くアピールするとともに、各商店の販売力を強めるためには、個人個人がそれぞれの想いで対処するだけでなく、一丸となり活動することが重要であると考え、本商店街を協同組合として組織化し、各共同事業を通じて、街の魅力発信と個店の活性化に努めていくことをお誓いし挨拶と致します。

 

結びに

先人達が命を賭して守ってきた、この愛するふるさとを、いつまでも明るく活気溢れるまちを育んでいくのは自分達の思いでしかないと思います。「高知で一番古く、そして一番新しい商店街」を目指して参りますので、どうか宜しくお願いいたします。

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