まずは自己紹介を
魚の棚香の店主をしている川野邉薫(かわのべかおる)です。
茨城県生まれ、生粋の料理人として50年以上に亘り、京都、大阪、東京、そしてここ高知で働いています。高知に来る前は、東京の料亭で働いていたのですが、高知の料亭からお誘いを受けて、41年前に来たのがきっかけで今もこの街にいます。高知では高知花壇、濱長の料理長として腕を振るい、日本の料理文化の発展に寄与したとのことで総理大臣より表彰状もいただいてます。
どのようなお店ですか?人気商品とお値段は?
ここで提供する料理は調味料は一切使わず、全て手作りにこだわっています。会席料理をベースとしたコース料理のお店で、季節に合わせた地場の食材を、リーズナブルな価格で提供しています。
中でも人気があるのが、コース料理(8~9品、3500円・税込)、飲み放題(1500円・税込)とだし巻き卵(550円)ですが、一品料理もございます。
どのようなお客様?
地元で働く方々のリピーターのお客様が多いですが、初めてのお客様ももちろん大歓迎です。リピーターの方はもちろん、初めてのお客様とも会話を楽しみながら、一緒に晩酌をする時間が好きです。
今のお仕事で苦労したことは?
夢中でやってきたので、苦労というのがどれのことだったか分からないぐらい。とりあえず、コロナ禍となりお客様が半減しているのも苦労の一つですね。
魚の棚商店街への想い
なんだかんだもう10年、この商店街で頑張ってきていて、とても愛着があります。この商店街だけじゃなくて、どこの商店街も一緒だけど問題としては、後継者じゃないかなあと。老舗にはやはり老舗の良さがあるし、お客様もついている。ただ、僕自身もそうだけど、店もお客様もみんな年齢には抗えないから、動けるうちに後継者を見つけて、シャッター街にしないように考えないといけないなあ。いくら若い世代が頑張ってくれても、シャッターを閉めた店舗が増えていけば、小さい商店街だと余計目立っちゃうからね。
そのためには、一人の力じゃ無理だし、みんなで一緒に考えて動かなきゃね。特に、地主さんがきちんとテナントさんに協力できるかだよね。どちらか一方だけが儲けようと考えたら、結局、両方が損しちゃうからね。みんな必死で頑張ってるんだから。
僕は僕で、できる限りこの商店街が続くように頑張っていきたいと思ってます。
お客様へのメッセージ
お店に関していえば、個人的には、自分が食べていければいいという考えなので、利益は度外視して、本当に良い食材だけを毎日仕入れて、お客様に提供しています。僕の作った料理で、お客様の喜ぶ顔が見られたらという想いでいつも料理を提供しています。
うちは居酒屋だけど、テーブルチャージもないので、まずは軽い一杯という気持ちで、遊びに来てください。
名前: 川野邉薫(かわのべかおる)
店名: 居酒屋 魚の棚 香
仕事/役職:店主
趣味: お客様と話をしながら楽しむ一杯
魚の棚歴: 2011年より
https://uonotana-kochi.com/203.html