まずは自己紹介を
伊酒屋はりまやりぐるのオーナー兼シェフをしている、橋本善久(はしもとよしひさ)です。
生まれがこの町で、ずっと住んでいます。20歳を過ぎたころから25歳まではスノーボードのプロを目指してスキー場でインストラクターなどをやり、雪解け時期になると飲食店で働きながら料理の経験を積んでいました。以降、高知に戻ってからはラヴィータ、アミーゴ、現代企業社、堀川などで20年近くずっと食の世界に身を置き、イタリアン(15年)と和食(5年)の料理人としてのキャリアを積んできました。
このお店のモットーとしては、お客様がくつろげる空間となり、ゆっくりしていただくことが大事だと考えています。楽しい時間を提供する場所として、この店を選んでいただければと考えています。
どのようなお店ですか?
この店は、昭和23年頃に、僕の叔父さんが開業しました。僕自身は1966年からお手伝いとしてここで働きだし、仕入れから販売まで全部をやっていました。当時は洗剤から味噌、醤油など、今でいう町のコンビニといったお店でした。その後、1999年にこの店を引き継いだのですが、その頃にはスーパーやコンビニといった店舗も増えていたため、何か一つに特化したほうがいいなと感じて、青果に特化したビジネスにしました。
どのような商品?人気商品とお値段は?
私自身が、イタリアンの店での経験が長いので、イタリアンの伊を使って、伊酒屋としています。そのためメニュー構成もイタリアンと和食が多く、折衷料理店的なスタイルとなっています。
人気商品は、土佐赤牛のグリル(2400円)や、須崎から直送された新鮮な魚介類、そして自家製の鮮魚の燻製の盛り合わせ。あとは和風アヒージョ(1000円)などとなります。
どのようなお客様?
和洋折衷というスタイルもあり、職場帰りの会社の食事会といった利用も多いです。と言うのも、比較的男性は和食を、女性は洋食を好む傾向があるので、両方が同時に楽しめる店として選んでいただいていただいてます。
今のお仕事で苦労したことは?
やはり人ですね。お客様に満足してもらうためには、味だけでなく、入店からお店を出るまで、この空間での雰囲気を満足していただくことが大事なので。そのためには、料理だけでなくホールスタッフにも長く務めてもらい、この店の味やメニューを熟知した接客が必要となります。結果、お客様がゆっくりとこの店での時間を満喫していただけることになるので。スタッフの定着率が、大事だと考えています。
魚の棚商店街への想い
小さい時から、ずっとこの町に住んでます。その頃と比べると、やはり町に活気がなくなってきてますが、周辺にいろいろな飲食店や新しい店が増えることで、商店街に活気が戻ればいいなと思っています。
そのためには、空き店舗をなくし、はりまや橋商店街などとの連携、定期的なイベントの開催などを行い、活気を出すこと、そしてSNSなどで地域情報を配信しながら、人の流れを変えていけばいいのかなと思ってます。
お客様へのメッセージ
商店街としては、このエリアの昔ながらの雰囲気を見に、足を運んでほしいと思っています。
またお店としては、楽しく、リラックスできる時間を提供する空間として、この店を選んでいただければと考えています。
名前: 橋本善久(はしもとよしひさ)
店名: 伊酒屋はりまやりぐる
仕事/役職: オーナー兼料理人
趣味: 爬虫類、スノーボード、お酒を飲むこと
座右の銘: 何とかなる。よそはよそ、うちはうち。
魚の棚歴: 子供のころから。店舗は2015年より
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